ただの野球講座〜自責点〜

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本日は休戦日

明日からまたがんばりましょう٩( ‘ω’ )و

 

 

 

 

 

さて、今日は

ただの野球講座〜自責点〜

いろいろ記事を読みましたが、なかなか難しいので私もちょっと自信ない・・・。

でも一緒に理解していきましょう!

でも、その前にまずは失点から。

 

失点とは

・投手の成績の一つ。攻撃側のチームが得点をあげると、投手に記録される。

 

攻撃チームが4点とった場合、投手に“失点4”が記録されます。

途中で交代した場合、前任投手の残した走者を得点させたら前任投手の失点になります。

【例外】

ランナー1塁で投手交代。後任投手が内野ゴロを打たせ併殺(ダブルプレー)を狙ったが、併殺くずれでランナーが入れ替わった場合は前任投手のランナーとなります。

 

まぁ要は

ホームインしたランナーを出塁させた投手に失点の記録がつく(例外を除いて)

と覚えておきましょう!

 

 

では次に自責点

自責点とは

  • 投手が責任を持たなければならない得点である
公認野球規則9.16(a)


自責点は、安打、犠牲バント、犠牲フライ、盗塁、刺殺、野手選択、四球(故意四球も含む)、

死球、ボーク、暴投により、走者が得点するたびごとに記録される。

ただし、守備側が相手チームのプレーヤーを3人アウトにできる守備機会をつかむ前に、

前記の条件をそなえた得点が記録された場合に限られる。

まとめると

自責点となる

  • 安打
  • 犠牲バント(スクイズ)
  • 犠牲フライ
  • 盗塁
  • 刺殺(ここちょっと謎)
  • 野手選択(フィルダースチョイス)
  • 四球(故意四球も含む)
  • 死球
  • ボーク
  • 暴投

 

 

公認野球規則9.16(a)【注2】 抜粋
 
自責点に含んでならない要素は、守備失策、捕手または野手の妨害、

走塁妨害、捕逸、ファウルフライ失である。
 
上記の要素で一塁に生きたり、または本塁を得た場合はもちろん、

二塁、三塁を進むにあたっても、上記の要素に基づいた場合には、自責点とはならない。

 

まとめると

自責点にならない

  • 守備失策
  • 捕手または野手の妨害
  • 走塁妨害
  • 捕逸
  • ファールフライ失

 

うーん(・_・;難しいですよね。

投手がどうしようもできないものが自責点から除外されるイメージですね。

 

そしてこんな注意書きも

公認野球規則9.16(a)【注1】抜粋


“攻撃側プレーヤーをアウトにできる守備機会”とは、
守備側が打者または走者をアウトにした場合と、
失策のためにアウトにできなかった場合とを指し、

以下これを「アウトの機会」という。

 

“アウトの機会”ってのは

エラーにより出塁したランナーは本来であればアウトにできたはずのランナーなので

1アウト取ることができた=アウトの機会があった

って事になります。

 

なので!

そのアウトの機会が3度あった場合は本来であればチェンジできた。と捉えてアウトの機会3度目を超えての得点は

自責点になりません。(これ重要)

 

 

では実際に

昨日5/1(水)のオリックスvsロッテ

9回に登板した平野投手(オリックス)は失点5、自責点0でした。

なぜこうなったのか確認してみましょう!

 

9回表ロッテの攻撃

小川選手の出塁はエラー。本来であればアウトにできた。

石川選手がタイムリーを放つがホームインしたランナーは小川選手のため、自責点がつかない。

ポランコ選手もエラーで出塁。ここまでで2アウトを取れていた可能性がある

藤岡選手は空三振。エラーがなければここでチェンジ。

そのため、以降の失点はたとえ安打であろうと自責点はつかない。

その後ホームインしたランナーは平野投手が出したランナーのため

失点5 自責点0

になるのです。

 

 

ふぅ。長かったですね…。

ただ、ここに書いた以外も状況や記録員の判断で若干変わることもあります。ので、公式記録を必ず参考にしてください。

自責点が増えると防御率が増えます。失点が増えても防御率は増えないので投手にとってはかなり重要な記録です。

 

ちょっと難しかったですね。

なんとなく覚えておけばOK!

 

以上です。

参考文献


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