マイナスのゲーム差

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今日のプロ野球

 

今日は一試合のみ。

 

 

 

さて、今日は

「マイナスのゲーム差」

 

以前、0.0のゲーム差の話をしました。(クリックで読めます)

ゲーム差が0.0なのに順位が別になっている理由は

 

「貯金の数が一緒のためゲーム差は0.0だが、勝率が違うため順位は別。」

 

という結論でした。※わからない場合は必ず読み直してね。

 

 

今回は、それのさらに珍しい現象の「マイナスのゲーム差」

はて( ・∇・)?

っと思う方もいらっしゃるでしょう。

今シーズン発生するかは分かりませんが、たまにマイナスのゲーム差というのが表れるのです。

どいうことか、試しに見てみましょう。

 

 

 

はい。ここに30試合を終えた順位表を用意しました。

(※勝敗は架空のものであくまで例です。)

普通はこんな感じで並んでると思います。

毎回言いますが、プロ野球の順位は勝率順で並んでおります。ここは絶対覚えてください。

 

 

では、この順位のドラゴンズに手を加えて「マイナスのゲーム差」を作りたいと思います。

 

 

それがこちら

はい。ドラゴンズが1位で、2位タイガースとのゲーム差が「-2.0」になりました。

 

  • ドラゴンズ 8勝2敗20引分 勝率0.8000 貯金6
  • タイガース 20勝10敗0引分 勝率0.6667 貯金10

 

お気付きかと思いますが、引分けが異常に多いですね。引分は勝率に関係ありません。

勝利数と勝越数(貯金)がタイガースより少ないですが、勝率が上回っています。

 

何回も言いますが、順位は勝率順で並んでおります。

 

ゲーム差を求める式は下記です

  • ゲーム差=(上位貯金)-(下位貯金)÷2

ここでいう上位チームがドラゴンズ。下位チームがタイガース。

これを当てはめて計算してみると

  • (6-10)÷2=-2

勝率順で並んでいるため、ゲーム差がマイナスになるんですね。

 

 

今回、分かりやすいように極端な数字の例でお見せしました。

 

マイナスのゲーム差が生まれる主な要因としては

  • 引分が多い
  • 雨で中止が多い

この2つです。

 

引分中止は勝率が変わらないので、“試合を進めているチーム”“引分や中止が多いチーム”が存在すると一時的にマイナスのゲーム差が生まれたりするのです。

 

まとめると

勝率は下位チームより高いが、勝越数(貯金)が下位チームより少ないためマイナスのゲーム差になる。要因としては引分や試合中止などが考えられる。

 

って言っとけば大丈夫です。

 

わかったかな( ・∇・)?



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