本日は休戦日
しっかり休んで明日に備えましょう( ˘ω˘ )
昨日、打席と打数の違いについて話しました。
ちゃんと覚えてますか?( ̄∀ ̄)
今日は関連する
「打率の話」
打率は「安打数÷打数」で計算できます。
例えば、549打数150安打の場合
150÷549=0.2732…
つまり“2割7分3厘の打者”ということがわかります。ここまでは野球というよりは数学の話。
じゃ、何割打てばスゴイの?←これ
野球やってた方ならピンとくるかもしれませんが、やってない方するとイマイチぴんとこないと思います。
結論
3割以上はスゴイ
うん。3割です。
打率のシーズン記録ランキングを見てみると
- バース .389(453打数176安打)
- イチロー .387(395打数153安打)
- イチロー .385(546打数210安打)
- 張本 .3834(459打数176安打)
昨シーズンだと
セリーグトップが宮崎選手(DB)で.326
パリーグトップが頓宮選手(B)で.307
プロ野球で4割バッターはいません。シーズン序盤ならたまにいますが、シーズン通してではかなり難しいです。
(メジャーリーグは4割越えの記録あり)
でもよく考えてみてください。10割=100%ですから、3割バッターて30%しかヒットを打ってないんです。
残り7割(70%)はアウトになってるんです。
そんなにすごくないんじゃない?っと思った方。
そもそも、動くボールにバットを当てるだけでも相当な技術です。ましてや相手はプロのピッチャー。変化球を何種類も持ってますし、緩急(速い球と遅い球)を駆使してきます。
仮にバットに当てたとしましょう。ボールが飛んでいく先には妨害しようとする選手(守備)が9人もいるんです。
そこを掻い潜って初めてヒット(安打)になるのです。
3割打てる選手はプロのピッチャーのボールをバットにを当てた上で、守備の9人を掻い潜るために
ホームランを打ったり、守備の間を狙って打ったり、足が速かったり、そもそも三振が少なかったりするのです。
この凄さを伝えるのは難しいですが、プロの世界で3割打つって本当にスゴイんです(^^;;
打者を見るときに「3割」を一つの指標にしてみてはいがかでしょうか。
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