書籍紹介「野村ノート」

※本ページはプロモーションが含まれています。

 

本日は休戦日

 

 

 

さて今日は

【書籍紹介「野村ノート」】

 

本日紹介する本は「野村ノート」です。



著書は野村克也

 

野村克也プロフィール

  • 1953年京都府生まれ。1954年にテスト生として南海入団。ポジションは捕手。戦後初の三冠王など数々の打撃タイトルを獲得。1970年より選手兼任監督に。ロッテ、西武と移り、1980年のシーズンを最後に引退した。評論家生活の後、1990年よりヤクルト監督。弱小球団を三度の日本一に導いた。阪神監督、社会人・シダックス監督を経て、2006年より楽天監督。2009年球団を初のクライマックスシリーズ進出に導く。2020年2月11日84歳没

昭和から2010年ごろまでに野球を見ている方なら誰しもが知っている名将・野村克也。「ノムさん」の愛称で親しまれ、教え子は古田敦也、高津臣吾、新庄剛志、田中将大など数多くの選手を育て上げました。そんなノムさんの一冊。

 

 

この本は?

この本は野村克也の監督としての考えが書かれています。監督に求められる第一の使命は“教育”。選手たちの意識を変え、人として生きるを教え込む。指揮官は選手に気づかせ、考え声がけをし、どうすれば選手が活きるかを常に考える。組織のために戦力分析。求められる「決断」と「判断」の違い。野村監督が明かす監督時代のエピソードと携わったチームをどのように変えていったか・・・。

 

 

この本を読んでの感想

まず、この本に出会えて良かったのと、もっと早く読んでおけば良かったと少し後悔しました。野球をしたことのある人間であれば現役時代に読んでおきたい本です。しかし、この本は誰が読んでも役に立ちます。特に読んで欲しいのはリーダーと呼ばれる人や管理職、誰かを指導している方は間違いなく共感し学びを得ることができます。あとはヤクルト、阪神、楽天の野村監督時代を知っている人は全員!(笑)監督をしていたあの時代野村監督はどういう立ち回りをして選手たちを束ねて、フロントに交渉し、チームをどう意識変えしたのか。答え合わせもできます。野村監督の後に引き継いだ監督が優勝する理由も納得できると思います。

私自身、仕事で教えるという立場に立ったことがありますが、人に物事を教える時大事にしていることは技術よりも「人として」を教える事。そのためにも意識から変えていく事を重点的に教えてました。今考えるとウザがられてたかもしれませんが、この本を読んで野村監督の考え方を知り、「間違っていなかった」と思えました。そしてさらにまだまだ未熟者だなと痛感も・・・。「考えないより考えたほうがいい。知らないより知っているほうがいい」野村監督の言葉です。興味ないで済ませないで、何事も取り入れる。私自身の意識もまだまだ進化していかないといけないと感じました。

今のプロ野球に足りないのは“野村監督の考え方”かもしれません。この考え方の野球をしているのは誰だろう?っと監督たちを確認したら新庄監督が一番近い気がします。振り返れば新庄監督は阪神時代に野村監督の下で選手としてプレーして教え込まれてましたからね。3年目となる今年、1〜2年に最下位ながらも選手たちの意識を変えてきたのでしょう。今現在(5/20)2位です。野村イズムを知っている日本ハム新庄監督が今シーズンをどう戦うか楽しみです。

 

 

この本に必要な知識

野球ルール知識度 ★★☆☆☆

野球史知識度 ★★★☆☆

若干、野球のルールや歴史、引退した選手の情報などはあると読みやすいかな?と感じます。参考までに。

 

 

まとめ

野村監督を知っている人であれば是非読んでほしい一冊です。野球だけじゃなく仕事にも活かせます。特に管理職の人!誰かを教育している人!お子さんが野球をやってる方もオススメです!

 

 

初のレビューでした。プロ野球に関するものだけでなく、野球というジャンルで幅広くやっていきます。

よろしく(*・ω・)ノ

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